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このコーナーでは、企業でWebサイトの運営に携わっている方、マーケティング部門等でWebの活用法について考えておられる方向けに、Webマーケティングの実践のための手法やノウハウ、事例をご紹介していきます。市場に出回る書籍や雑誌では論じられることない、Webマーケティングの最前線に触れていただければと思います。

2005年08月19日

マンガの国のWebデザイン

マーケティングユニット 棚橋

Webサイトの評価として「字が多すぎる」、「ユーザーは字が多いと読まない」といった評価を耳にすることがよくあります。
もちろん、例外もありますが、大抵の場合、実際には「字が多い」というより絵や写真などの画像イメージが少なかったり、画像が少ないために読みたくなる魅力に欠けるというのが真の問題だったりします。
ようするに、読みづらい、読む気にならないというのが問題であって、実際の文字量は度を越したものでもない限りは問題の本質ではありません。

さて、こうした評価を耳にして思うのは、「字が多い」というWebサイトに対する評価は、まさに日本ならではなんだろうということです。

実際、海外のサイトを見ると、比べものにならないくらいテキスト主導です。
説明的に図版が使用されることはあっても、本文中に装飾的な意味での画像が使われるケースはあまり見かけません。
Webデザインの書籍などを見ても、Flashなどでユーザーエクスペリエンスを高めたコンテンツの有効性などが取り上げられることはあっても、本文中に装飾的な画像イメージを適切に配置することがユーザーの満足度を高めるといったことが取り上げられることはありません。
一方で、日本的な観点でテキスト中心の海外サイトを見ると、やはり「文字が多い」という感想を抱く方が多いはずです
日本的な観点では、やはり適度に本文内にも装飾的な画像(たとえ、それが見出しへのちょっとした装飾であっても)が使われていたほうが親しみや魅力を感じやすいのは確かなのでしょう。

こうした日本特有のWebデザインに対する期待は、そもそも1つのストーリーを描くのに絵と文字が一体になったマンガが文化として広く定着している国ならではと言えるのではないかと思います。
マンガのみならず、街の看板や広告表現を見ても、絵と文字が一体となった表現が主流となっているのが日本の情報デザインの特徴だと言えます。
しかし、残念ながら、Webサイトの情報デザインにおいて、そうした日本の伝統的とも言えるデザイン手法がきちんと語られていないのは非常にもったいない話です。

例えば、前々回「Web標準化時代のWeb制作ワークフロー」と題して、「文書構造と視覚表現の分離」を実現するWeb標準準拠制作のワークフローの話題を取り上げましたが、その場合でも、絵と文字が一体になったマンガ的表現をどうワークフロー内で処理していくのかは十分考慮されるべき問題だと思います。
日本においては、単にビジュアルデザインの問題をSurfaceの問題としてプロセスの最後に位置づけることはできません。
なぜなら、ビジュアル的な装飾要素は、日本においては単なるサービス要求=付加価値要素ではなく、アウトプット要求=基本要素です。

こうした日本的表現をどうするかといった問題は、日本におけるWebサイトの情報設計の抱える重大な問題であり、Webマーケティングの効果にも大きな影響を与える問題として、今後、一層の研究が必要な点だと思います。

さて、次回は、問い合わせ件数を増やすと題して、B2B企業のWebマーケティング戦略を取り上げてみたいと思います。お楽しみに。

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時刻:2005年09月18日 10:40

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