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このコーナーでは、企業でWebサイトの運営に携わっている方、マーケティング部門等でWebの活用法について考えておられる方向けに、Webマーケティングの実践のための手法やノウハウ、事例をご紹介していきます。市場に出回る書籍や雑誌では論じられることない、Webマーケティングの最前線に触れていただければと思います。

2006年06月09日

サイト内検索機能の重要性

マーケティングユニット 棚橋

Webサイト内の情報検索性をあげる方法としては、情報のカテゴリーごとに階層構造化した上でのナビゲーション設計を行うこと、各情報コンテンツの内容に応じた適切な関連情報へのリンクを表示することとともに、サイト内検索の機能を実装し、その精度をあげることも必要です。

特に情報量の多いサイトでは、ユーザーがわざわざ自分の欲しい情報を見つけるのに、1ページずつページを辿っていきながら、目的の情報にたどりつくのは困難になります。
ECサイトなどで、自分の欲しいものがすでに決まっている場合などは、サイト内検索の機能は不可欠といえるでしょう。

米WebSideStoryが「サイトのナビゲーションを向上させるためにサイト内検索の精度を向上させる必要があるという調査結果を発表した」というニュースを見かけました。

サイト内検索クエリーの上位4%で、全検索の50%を占めているというのがその理由だ。特にECサイトに限定した場合、上位2%の検索クエリーだけで、全検索数の50%を占めているという結果も得られた。

INTERNET Watch:サイト内検索の上位4%のクエリーで全検索の50%を占めるとの調査結果

この報告の中では「サイト内検索を利用する人は平均的なビジターの3倍の確率で購買に結びつく」ということも述べられているようです。

販売を目的としていない企業サイトでも、明確に目的をもってサイトを訪れたユーザーに対して、従来のナビゲーション体験とは異なり、瞬時に自分の欲しい情報にたどり着くことのできる精度の高いサイト内検索機能を提供し、ユーザーがストレスを感じずに欲しい情報を得ることができるようにすることで、ユーザー体験の向上を図ることは重要なことではないでしょうか。

また、サイト内検索機能を用いてユーザーがどんな情報を探しているのかを、その検索クエリー分析によって把握することで、自社サイトの情報コンテンツの拡充、ユーザーニーズの把握による自社サービスの改善などのヒントを得ることもできたりもします。

企業サイトでもBlogを使って、頻繁に外部に向けた情報発信を行う企業が増えてきました。
頻繁に外に向けて情報発信を行っていくことは、外部とのコミュニケーションによって様々なステークホルダーとの関係の維持、構築を行う上では非常に多くの利点をもっていると思います。
しかし、情報が増えれば、サイト内での情報の検索性(欲しい情報を見つけるための効率)が低下する傾向があるのも事実です。
ビジネスBlogなどを用いて、積極的に情報発信を行っている企業様はぜひ自社のサイト内検索機能についても再考してみてはいかがでしょうか?

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